ウィンリィ「ついに手に入れたわよ!!セントラル一のスパナ!!!」
エド「そこらで売ってるスパナとどこが違うんだよ」
ウィンリィ「そうね。リゼンブールのスパナに比べてあんたを殴った時の衝撃が軽い!!おかげで連続して殴れるわよ!!」
エド「ち、ちょっと待てぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」



ロイ「お前は本当に愛妻家で親バカだな」
ヒューズ「何言ってんだロイ!!妻と子どもは男の一生にかけて最上級の宝だぜ!?」
ロイ「………そうか」
ヒューズ「そうだ!!だからロイ!!
お前も早く嫁さんもらえ!!!!」
ロイ「やかましい!!!!!!」



ロイ「寒そうだね、中尉」
リザ「ええ。コートを置いてきてしまったので」
ロイ「なんだったら私が暖めてあげようか?」
リザ「お気持ちは大変嬉しいのですが、皆が見ていますので結構です。…それ以上やったら……わかってますね?大佐?」
ロイ「………(突きつけられた銃に滝冷や汗)もちろんだとも、中尉」



エド「ウィンリィ。ほれ」
ウィンリィ「わあ!!ありがとう!!」
エド「喜べよー寒い中並んだんだからな!!」
ウィンリィ「うん!…あれ?袋の中にまだいっぱいあるけど?」
エド「…アルがさ、どうせならみんなに配ろうって言って聞かねえんだよ。だから…」
ウィンリィ「……これから行くの?」
エド「いや。明日。今日はここに泊まる」
ウィンリィ「………そういえば久しぶりよね。こんな風にみんなでクリスマスなんて」
エド「だな」
―――メリークリスマス☆


ウィンリィ「……って、これ」
エド「ん?げっ!!」
ウィンリィ「……エド?」
エド「大佐のヤロー……!!何でこんな事…!!」
ウィンリィ「あの……」
エド「……ま、うん。……やるよ」
ウィンリィ「でもこれ……」
エド「全部終わったら、使おう」
ウィンリィ「………うん」

大佐の手紙↓
『いつまでも待たせているワケにもいかないだろう?
男なら思いっきりぶつかって砕けるべきだ。という事で私の奢りでこの指輪をやろう。これで借りだな、鋼の』

中身は指輪とか……いいのかな。



リザ「あの…大佐」
ロイ「中尉殿、今の私は「伍長」です」
リザ「…ずっと大佐と呼んでいたので、部下のいない所では「大佐」と呼ばせていただきます」
ロイ「それでも罰されても文句言えますまい。…仕方ないですね」
リザ「……あの、何を?」
犬耳&尻尾練成。ゴソゴソとそれらを身に付けて…。
ロイ「犬とお呼び下さいvv」
リザ「………犬?」

ハボック「さり気にvマークついてるのは俺の目の錯覚か?ブレダ」
ブレダ「奇遇だなハボック。実は俺にもvマークが見えてるんだ」
フュリー「僕にも見えてます〜〜」
ファルマン「私にもはっきり見えていますね」

ハガレン絵とSSについて

以前、PBBSにてアップしていた絵にSSを頂いていたのですが、素晴らしい作品の数々でしたので一緒に掲載させて頂きました。今回のSSは全て護法童子さんの作品です。ありがとうございました。後、イラストは一部加筆修正しています。(ほのなか)

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